物理な人々↓

キャンパスの春の花2014 ↓

理学な日々↓

管理者

森川雅博(物理)
hiro@phys.ocha.ac.jp
 

カリキュラム

物理学科のカリキュラム
カリキュラムの特徴
大学における物理学教育の目的は、単に最新の物理知識を習得することだけではなく、その過程で自由なものの見方・柔軟な思考・未知の現象の背後にある本質を見抜く 忍耐と洞察力などを養うことにあります。
このためには、単に黒板の式をノートに写し取るような授業は無意味で、学生が 積極的に講義・実験等に関わらなければなりません。物理学科では、 自分の考えをまとめ、それを発表し、更に討論を通して理解を深めていくような 講義形態をめざしています。
例えば、1年次の4月からゼミ形式の授業を実施しています。物理学科の学生定員は 20名で、教官と学生、および、学生間の対話・討論を行うのに適切な人数です。
また、基本的な知識と技術を修得するにはある程度の訓練が必要で、そのために演習や 実験が組まれています。
さらに、特に優秀な学生は、3年次を終わった時点で大学院修士課程に進学することも 可能で、すでに実績があります。
Curriculum 1年次 2年次 3年次 4年次






古典力学
解析力学
電磁気学 I
電磁気学 II
物理数学 I
物理数学 II
量子力学 I
量子力学 II
熱統計力学
数理物理学
力学系理論
量子統計力学
多体系量子力学
相転移物理学
固体電子論
原子核物理学
凝縮系物理学
素粒子物理学



物理学特別講義 物理実験学
相対論
物性物理学序論
連続体物理学
基礎エレクトロニクス
宇宙物理学
流体力学
量子光学
非線型光学
実験・
演習科目

  基礎物理学実験 物理学実験 特別研究

力学演習
電磁気学演習
量子力学演習
物理数学演習
統計力学演習
計算物理学講義演習
 
理学部
共通科目
初等代数学 数理基礎論 基礎化学 A 地球環境科学 大気海洋科学概論
初等解析学 I 計算基礎論 基礎化学 B 生物学基礎実験 地史古生物学概論
初等解析学 II 確率序論 基礎生物学 A 化学基礎実験 宇宙地球科学
初等線形代数学 基礎科学 基礎生物学 B 地学基礎実験 計算機システム序論
外国語 英語・ドイツ語・フランス語・中国語


Point 1: 少人数教育
ここでは、学生定員が20名なので、高校の時の約半分の人数で教育を受けることが できます。比較的教官と学生の距離が近いので、物理を学ぶ上での質問のみならず、 教官の物理観や経験等、いろいろな情報を吸収することが出来ます。さらに 各学年には担当教官がつくので、大学生活全般についての相談をすることができます。
Point 2: 学生実験
物理学科では、講義で学習した内容を学生が実際に実験により確認する事を重視しています。 この為、2年次になると、学生実験が始まります。2年次では、物理学の基礎となる 基本的事項を確認する実験を、3年次ではその応用として超伝導やカオス、 プローブ顕微鏡といった最新の研究の入門的な実験を行い、 実証論的なものの考え方を養います。
Point 3: 特別研究
物理学科では4年生になると特別研究と言って、それぞれの教官の研究室に配属となり、 より専門的な研究に携わるようになります。理論系の卒業研究では、前半の半年間は 主に専門書や論文を輪講し、後半の半年間では各自の研究テーマを 数値シミュレーションや解析的方法で研究し、研究結果や勉強して分かった事柄を 2月中旬の卒業研究発表会で報告します。卒研の成果を学会発表する場合も 時々あります。素粒子、宇宙論、量子非平衡系、量子暗号、表面物性、高分子、 数理物理など、様々な分野に関して、学生さん達が楽しみながら研究しています。 また、4つある実験研究室の卒業研究も、研究室配属後の4年生の4月から始まります。 各研究室では、水、水溶液、固体結晶内の分子の超高速運動の形態を調べる、 高分子集合体など「複雑液体」のメソスケール構造の変化を明らかにする、 超伝導体とその周辺物質が示す磁気的性質、電子軌道秩序のミクロな発現機構を探る、 超高圧力・超高温など極端条件下で物質が初めて示す特異な性質の発見、などの研究が行われています。 理論系・実験系共、テーマに関連する英語論文の読解、頭脳をフル回転させる考察、 そして指導教官との議論を経てまとめの卒業研究発表をする頃には、 みんな研究者のタマゴになっています。