宇宙講演会2022のお知らせ
主催:お茶の水女子大学 理学部 後援:自然科学研究機構国立天文台 アストロアカデミア
【日時・会場】日時:2022年12月10日(土)13:00-17:00 @お茶大徽音堂 & リモート参加
【講演&パネルディスカッション】
- アンデスの電波望遠鏡が描き出す暗黒の宇宙の姿
阪本成一(国立天文台 教授)
天体の産声ーこの広い宇宙のなかで
要旨:チリ・アンデスの高地にあるALMA望遠鏡の運用開始から間もなく10年。別の太陽系が生まれる姿や、宇宙初期の銀河の姿を描き出してきました。通常の方法では見えない「冷え切った分子ガス」の観測も進んでいます。講演ではこれらの最新の研究結果をハイライトでお見せします。 - 南極アイスコアから探る太陽活動と気候変動
望月優子(理研雪氷宇宙科学研究開発室 室長)
太陽の鼓動ー星と私たちの繋がりを通して
要旨:南極の氷は、過去の気候変動を調べる貴重な研究試料であるのと同時に、宇宙を観る望遠鏡の役割もしています。日本の南極基地で掘削されたアイスコアから発見された、過去の太陽活動の周期や気候変動との関連について、最新の成果をご紹介します。私たちの太陽のリズム、地球の気候のリズムを一緒に観てみましょう。 - ブラックホールはなぜ見えないのか
中尾憲一(大阪公立大 教授)
時間と空間ーそして宇宙の論理
要旨:アインシュタインが提案した一般相対論は重力の理論です。ニュートンの万有引力の法則も重力の理論ですが、一般相対論の方がずっと予言能力の高い理論だということが分かっています。ブラックホールはその一般相対論が予言するとても奇妙な「天体」です。カッコ付きの天体なのです。この講演ではブラックホールとは何なのかをお話しします。 - パネルディスカッション
パネリスト:黒石萌香 笹貫百花 大隈彩菜 森川雅博
みんなで宇宙の謎を語ろう
要旨:講師の方々とパネリストそして皆さんで宇宙の謎について気楽に語り合いましょう.たくさんの観測や研究によって宇宙の姿や歴史はかなり分かってきました.でも,まだまだ謎がいくつも転がっています.どんな大きな未解決問題が待ち構えてるんでしょうか.そして皆さんの予想は?
★ ご参加は https://forms.gle/2xdDU1MPLDem5NY98 からご登録ください↓
さらに詳しい情報をお伝えします.
宇宙講演会実行委員会:石口孝治,加々美勝久,森川雅博
宇宙講演会事務局
連絡先は石口孝治: Ishiguchi001@gmail.com
石口孝治(宇宙講演会事務局)
加々美勝久(元お茶の水女子大学)
森川雅博(お茶大理学部物理)